白色パウダー、専用透明インク、近日発売予定!

 白色パウダーDTFプリント

DTFから白インクを無くし、専用透明インクと白色パウダーで代替。

インクヘッドを詰まらせる粒子を含まない粘着性のある透明インクを用いることで

家庭用プリンターでも本格的なDTFプリントを可能にしました。


【技術的背景】

DTFプリントシステムの要である白インクの白色の基となる酸化チタンは比重が重く、インク中で長時間安定して分散状態をキープすることが難しいことから、沈殿を防ぐために定期的にインクを振ったり、あるいはプリンターヘッド間際でインクを循環させて沈殿を防ぐという複雑で高価な構造をプリンターに設ける必要があります。それでもヘッドの目詰まりは日常茶飯事で起こり、そのための修理費用や保守費用はユーザーの頭を悩ませているのが現状です。そこで白インクの代わりにDTFで使用されているホットメルトパウダーを白色化して、白インクの代わりにならないか?という着想から開発を始めました。DTFの白色インクはカラーインクの上を覆い、乾きにくい性質にしてパウダーを粘着させる役割も担っており、この役割を担うために粘着性のある透明インクを開発しますた。この透明インクは通常の顔料インクのようなヘッドを目詰まりさせるような粒子成分を含んでいないため、非常に良好な吐出安定性があります。この透明インクを用いることで家庭用の安価なプリンターを利用して本格的なDTFプリントを可能にしました。



 システム構成とプリント方法  

【DTF用RIPソフトを使用する場合】

・濃色生地にプリント

白インクの代わりに専用透明インクをプリンターに注入します。カラーデザインの上を透明インクで覆い、そこに白色パウダーを付着させフィルムを加熱し、白色パウダーを定着させヒートプレス機で濃色生地に熱圧着します。

 

・白色生地にプリント

 

工程は濃色生地と同じですが、通常のDTFパウダーを使用します。

【プリンタードライバーを使用する場合】

プリンターを2台使用します。1台(A)にはCMYKのDTFインク(推奨)をセットし、もう1台(B)にはCMYK全てに専用透明インクをセットします。AのプリンターでDTFフィルムに描画後、そのDTFフィルムをBプリンターに入れてデザインを専用透明インクで覆います。濃色生地、白色生地の使い分けはRIPソフトを使用する場合と同一となります。デザイン毎に最適な専用透明インクを描画するためのベタ塗りデータを作成する必要があります。そしてAとBの出力位置が同じになるように2台のプリンターを微調整する必要があります。